ダイビングのライセンスを取りたいけどどうすればいいの

未経験の人が取れるダイビングのライセンスとして「スキューバ・ダイバー・コース」と「オープン・ウォーター・ダイバー・コース」があります。「スキューバ・ダイバー・コース」は、講習も簡単で、海洋実習を含めても1日程度で取れますが、水深12mまでしか潜れないという制限があるので注意してください。これから本格的にダイビングをはじめたいと決心した人は「オープン・ウォーター・ダイバー・コース」のライセンスを取得するのをおすすめです。「スキューバ・ダイバー・コース」のライセンスを取ったとしても、すぐに「オープン・ウォーター・ダイバー・コース」を取得することになるので、二度手間になってしまいます。費用もその分かかってしまうので、要注意ですよ。どうせ取るなら最初っからオープンウォーターを取得しましょう!

全国各地にダイビングショップはたくさんあるけれど、自分が潜りたい海の近くでもいいし、家から近いところでもいいので、まずはショップに連絡してください。そこでダイビングのライセンスを取得したい旨を伝えましょう。ライセンス取得のための費用と日数ですが、国内のほとんどのショップでは、7~10万円、3日程度はかかると思ってください。ショップによって金額は違ってきますので、いろいろなところで確認したほうがいいでしょう。例えばレンタル機材無料キャンペーンなどをやっているところは比較的安くすむかもしれません。仕事が忙しい人は毎週末に1日ずつ、なんて方法もありますが、2泊3日コースのように一気に済ませてしまうほうがおすすめですよ。ライセンスの取得にはたいていの場合海洋実習が4回必要となります。1日に4回ではなく、2日に分けて行うところが多いですね。ダイビングって頭で考えるより、体に覚えさせる感覚のほうが大事だったりするので、慣れているうちに一気にやってしまったほうがいいでしょうね。

ライセンス費用を安く抑えたい人には、海外でのライセンス取得もいいかもしれません。例えば、グアムやサイパンで「ダイビングライセンス取得コース」なんてツアーがあります。旅費にライセンス取得費用が入っているのでお金の面だけで考えるととってもお得ですよね。リゾート気分で旅行ができて一石二鳥のはずなんですが、注意しなきゃいけないことがひとつあります。日本じゃなくあくまでも海外なので、日本人スタッフがいない場合は講習が英語になっちゃいます。英語が得意な人なら問題ないけど、自信がない人は必ず日本人スタッフがいるかどうか、さらには日本人が日本語で講習してくれるのかどうかをチェックしておきましょう。特に海洋実習でパニくったときに日本語が通じないって考えるとゾっとしませんか?そして、日本と比べて講習日数も短いところが多いですね。2日だったり、早いところでは1日でライセンスを発行してくれるところもあります。講習期間が短いということは、内容も薄っぺらいということになりますよね。どちらを選ぶかは自由ですが、きちんとした講習や海洋実習を受けたい人は国内のほうがいいかもしれません。やはり日本人のインストラクターは丁寧で親切ですよ。

そして、ダイビングでは、ログブックをいうものを毎回記入していきます。講習のときに「ログブックのつけ方」も習いますが、ダイビングをするたびに本数を数えていくんですね。海洋実習で4本潜るので、ライセンスを取得した時点で経験本数4本ということになります。初めてのファンダイビングは5本目ということになります。記念すべき5本目はどの海で潜ろうかと考えるだけでワクワクしちゃいますよね。