ダイビングしたいけどライセンスってどういうこと

スキューバダイビングをはじめるためには、ライセンスが必要となります。誰でも彼でも潜れるわけじゃなく、きちんと知識を持った人でないと潜れないってことですね。海の中に入るわけなので、さまざまな危険と隣り合わせなのは言うまでもありません。もちろんきちんと知識を持っていれば危険ではなく、楽しめるスポーツなので安心してくださいね。ライセンスを取得するまでには学科はもちろんのこと、プールや海での体験を経てライセンス取得ということになります。

では、スキューバダイビングのライセンスってどこで取得できるの?ライセンスを発行するところってどこなの?と、知りたいことはたくさんありますよね。順番に説明していきましょう。

ダイビングのライセンスを認定する団体はさまざまありますが、世界中でも有名なのは「PADI」です。「PADI」は、世界中の約60%を占めており、世界最大規模といえるでしょう。しかも、このライセンスは世界共通なので、海外のどこに行ってもこのライセンスがあればダイビングができるということになります。PADIの認定を受けているダイビングショップは国内だけでも500店舗以上で、ライセンスを認定できるインストラクターも6500人を超えているというからすごいですよね。PADIのライセンスを持っていれば、まず間違いないってことですね。

そして、ライセンスを発行するまでの手続きをしてくれるのは、講習でお世話になるインストラクターさんです。ダイビングのライセンスカードをCカードといいますが、このCカードにライセンスを許可した人、すなわちインストラクターの名前が記載されます。なぜインストラクターの名前が載っているかというと、インストラクターがライセンスを許可した人が、海でのマナー違反や潜るに値しないほどの素人だったりした場合、インストラクターにも責任があるとみなされてしまうんですね。いわゆる連帯責任を負わされると思っていいでしょう。そのためインストラクターは、講習をきちんとして知識をもってもらうのはもちろんのこと、本当にこの人をダイバーとして認めていいか、一人でもきちんと潜れるだけの知識と経験があるかどうかを見極めて、ライセンスを発行することになります。だからインストラクターさんは真剣です。一生懸命ルールを教えてくれます。

講習が終わって見事試験に合格すると、ライセンス認定のCカードがもらえます。ただし、このCカードが届くまでに2週間程度(長くても1ヶ月程度)かかるので、それまでの間は仮ライセンスカードがもらえます。正式なCカードが届くまでは、仮のライセンスカードを見せればファンダイビングができるということですね。もちろん、試験に合格したその日にファンダイビングってことも可能です。ダイビングのためのライセンスカード取得に向けて頑張りましょう!ライセンスが取得できれば、晴れてダイバーの仲間入りですよ。